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INTERVIEW 01

工具好きが高じて刃物製造の道へ。
ものづくりの現場で女性が輝ける会社です。

製鋸部 / 田口 詩織

Chapter 01

「ものづくりってかっこいい」と憧れ、飛び込んで11年。
大型機械を操作する毎日です。

もともと機械系に興味があり、自分でものを作るのも好きで特に刃物や工具にはこだわりがありました。刃物製造の職種は男性の募集が多いのですが、当社は女性も現場作業可能と記載があり、求人を見た時にとても気持ちが高ぶったのを覚えています。実際に作業現場を見学したとき、先輩社員が鋼板を熱したり、機械でカットしたりする姿が本当にかっこ良くて、自分も絶対にこの仕事がしたい、と即第一志望に決めました。 入社後は念願の製鋸部に所属し、現在11年目になります。仕事内容はのこぎりの刃型の図面設計と、設計した図面通りにレーザー加工機で鋼板から刃物を切り出す作業です。基本的に1日を通してレーザーカットを行い、図面を設計するときはまとまった時間を確保して行ったり、加工中の待ち時間に少しずつ考えたり、柔軟に進めています。

Chapter 02

図面設計は刃物の品質を左右する大切な工程。
責任と楽しさを感じています。

図面を作るときはまずお客様から刃の数やサイズなどの大まかなご要望をいただきます。それを元に刃物の用途などを考慮して、刃型を考案します。刃型の設計は、切れ味や耐久性など品質に大きく影響するため責任重大。ですが、その分努力が実る仕事だと感じています。特に先輩方やお客様から仕事ぶりや製品を褒めていただいたときは、大きなやりがいと充実感を覚えます。以前、お客様から特殊な形状の刃物をご注文いただいたことがありました。普段あまり扱わない複雑な刃型だったので、営業の方と相談して試行錯誤しながら製作しました。納品後、そのお客様が電話をくださり「そちらで作ってもらったのこぎりが素晴らしかったので、直接お礼を伝えたい」と言ってくださったんです。あのときは本当にうれしかったですね。

Chapter 03

新事業の立ち上げにチャレンジ。
課題は山積みですが日々ワクワクしています。

今、刃物以外の製品を作る新しい事業に取り組んでいます。まだ試作段階ですが、鋼材加工技術を活かして、ネームプレートなどデザイン性のある商品を開発しています。課題も多いですが、皆で解決策を模索しながら新しいことに挑戦するのはとても楽しいですね。社長が「デザイン重視の製品では、女性のセンスやアイデアがとても貴重だ」と期待してくれているので、会社の将来に貢献できるように頑張っています。 女性の働きやすさという観点では、不便さや大変さを感じることはありません。力仕事は皆さんが気軽に手伝ってくれますし「田口さんは細かいことに気付いてくれるのでありがたい」と言ってくれる方も多いです。性別に関係なく各自ができることをして、サポートし合っている職場だと思います。やる気次第で女性も存分に活躍できる会社なので、多くの方が入社してくださるとうれしいです。

1日のスケジュール

8:00

始業

1日の作業の流れを確認します。

9:00

レーザー加工

大型のレーザー加工機を操作して、鋼材から刃物を切り出します。

12:00

お昼休憩

食堂で昼食を取ります。

食後は職場仲間とのおしゃべりを楽しんだり、ゆっくりと1人で過ごしたりします。

13:00

設計

注文書を元にCADを使って、刃先の形状を設計します。

15:00

レーザー加工

設計数値を加工機に入力し、レーザーで刃物を切り出します。

16:00

片付け

掃除などを行います。

17:00

終業

戸締りをして、帰宅します。